木製のまな板の不用品は職人の手で復活させられるかもしれない
木製のまな板は、包丁が傷みにくかったり安定して調理ができたりするため、使用している家庭は多いでしょう。ただ、その木製のまな板は長い間使用していると、表面が腐食してしまいます。
どれほど注意して使っていても、水回りの環境では、劣化を避けることはできないでしょう。
そして、ある程度劣化が進んだ木のまな板は、ほとんどの人が不用品として処分して、新しいものを購入するはずです。自治体でも燃えるゴミや不燃ゴミとして回収しているため、処分自体は難しくありません。
けれど、そのまな板が高級なものだった場合、捨ててしまうのはもったいないです。また、数年使用していると、愛着が湧くこともあるでしょう。
そのような場合は、まな板として復活させることを考えてみると良いです。ある程度の厚みを持った木製のまな板だと、職人の手で復活させられる可能性があります。大抵の場合、木製のまな板が劣化するのは、あくまでも表面部分のみです。深い切れ込みや穴がない限り、内側はきれいな状態であることが多いです。
職人は劣化している表面部分を、大工道具のひとつである鉋で削ったり、大掛かりな機械で研磨したりして、取り除きます。そうして、きれいな内側だけを残す形で、まな板を復活させられます。
木製のまな板を復活させられる職人の数は多く、もしかすると身近にもいるかもしれません。その場合は直接持ち込んで、復活させてもらうと良いでしょう。
もし、身近に職人がいなければ、宅配便で送るという手があります。まな板の復活を手掛けている職人の中には、日本全国幅広い場所からの依頼を受け付けている人もいます。そのようなところに依頼すると、数日から数週間で、きれいになった状態のまな板が返送されてきます。
木製のまな板を新しく購入する場合、高級なものであれば1万円を超えることも珍しくはないでしょう。
それに対して、職人に依頼して復活させてもらう場合の費用は、5千円以内であることが多いです。そのため、買い替えるよりも費用を安く抑えられる可能性があります。